2017年11月13日

Japan Microsoft MVP Community Connection 2017 Autumn 参加レポート

前回、「マイクロソフトMVPアワード受賞いたしました」の報告を投稿いたしました、田中電機工業株式会社・札幌開発事業所の坂本純一です。

さてそのマイクロソフト MVP アワード受賞者を集めた closed なイベント「Japan Microsoft MVP Community Connection 2017 Autumn」が先日 2017/11/11(土) ~ 12(日) の2日間で開催されまして、自分もこれに参加して参りました。
内容としては NDA コンテンツ = 機密保持契約下にあり一般公開不可とされる、MVP受賞者のみ限定の内容も少なくないのですが、公開できる範囲でここにレポートを書き残します。

それはそうと、セッションや質疑応答が、とくに予告があるわけでもなく、さらりと英語で行なわれることが普通に多くありました。
自分は MVP アワード 7回目の受賞ということで、本イベントと類似のイベントに過去参加してきたこともあるのですが、私が受賞した初めの頃はここまで英語化の波は来ていなかったようにも思います。

会期中のセッションプログラムにも、IT エンジニアと英語との関わり方の枠がありました。
“英語” に関するいろいろな議論や話題が取り上げられましたが、少なくとも情報取得のために英語で一次情報に当たることはもう避けられない・世界レベルでは少数派言語の日本語への翻訳にかけるコストが(ドキュメント提供者側の視点で)見合わないので日本語での情報入手がそもそも不可能、という点で意見は一致していたように感じました。

11(土) の夜は、参加者パーティが開かれました。
そこでは現役 MVP 受賞者・元受賞者・マイクロソフト関係社員の皆さんが集って、いろいろと情報交換させていただきました。
とくに自分は札幌で勤務しているわけですが、札幌ないしは北海道を開催地とした IT コミュニティイベント開催についてお声がけいただくなど、たくさんの交流を深めることができました。

会期2日目の12(日) は、技術系セッションや、MVP 受賞者による発表の機会がありました。

2日目冒頭は、マイクロソフト本社 Cloud Developer Advocate から初来日された Ashley McNamara さんのセッションから始まりました。
Ashley さんは、Google が開発・主導しているプログラミング言語「Go」のオープンソース開発に携わっており、そのご自身の経験から、オープンソースソフトウェアに対し、どのようにすれば貢献ができるか、また、その貢献の意義や動機付けは何なのかについて語ってくださいました。
「Go」のような、マイクロソフトにとっての他社 = Google がリードしているような技術でも、需要があればその道のエキスパートを雇用して取り入れていくというのは現代の時流を表しているようで興味深かったです。

続く技術系セッションの中では、改めて “サーバーレス” アーキテクチャについての枠がありました。
“サーバーレス” アーキテクチャそのものは、2014年11月頃から表だって取り上げられるようになった感もあり、さほど目新しいわけではありません。
しかしながらサーバーレスアーキテクチャのサービスは現在も日々進化を続けており、例えば状態を持つ関数機能の作り方などが以前と比べて飛躍的に改善されていることなどがわかりました。
また、自分もサーバーレスアーキテクチャのサービスを使用している実績がありますが、とはいえ割と単機能な要件への適用のみです。
そこへもって、この技術セッションでは、Web アプリの実装にあたり、これまでであれば Web アプリ用のプラットフォームサービス上に一枚岩アーキテクチャのように1つのアプリの固まりを稼働させる感じでやっていたところを、サーバー側実装をぜんぶサーバーレスアーキテクチャの関数群で組んでしまえ、ということを実証してみせてて(関数群やそれら関数群の間をつなぐサービスを各種組み合わせて一連の動きを達成するので、曰く “ピタゴラスイッチ” と言われてました)、なるほど、これはこれで場合によっては生産性が劇的に改善する技法だな、と感心した次第です。

 

以上、2日間にわたりほぼカンヅメ状態で濃い話題を聞いたり話したりしたイベントでしたので、まだまだ書き足りない部分もあるのですが、とくに私が感じたハイライト部分のレポートとして収めたいと思います。

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